こんにちは。動物看護師の家段涼香です。
皆さんお元気でしょうか?
今月のブログは、猫をお家に迎えたお話です。
少しでも癒されて頂けると嬉しいです(^^)


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名前は そらくん に決まりました!!
8月10日に譲り受けた時で、おそらく生後約2週~3週齢
体重が240gで、あばら骨も触れる状態で痩せている状態でした。
痩せていましたが、ご飯もよく食べて元気もりもりでした(^^)

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連れて帰った日に大きいケージや段ボールがなかった為、
先住犬の犬(ゆずくん)を飼った時にもらったキャリーケースを一時的にお部屋にしていました!
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子猫を保護した場合、気を付けて頂きたいことがあります。
体にノミダニが付いていることや、お腹の中に寄生虫がいることが多々あります。
先住猫や犬がおられる場合、保護した猫さんが下記の予防や検査を受けるまでは接触は避けて生活して頂く方が望ましいです。
①ノミダニ予防薬
②ワクチン
③ウイルス検査(エイズ/白血病)
④便検査にて寄生虫などのチェック
病院でノミダニ予防と体調チェック、今後のワクチンの流れ、避妊・去勢手術の相談もやっておりますので、お気軽にご相談下さい。

お部屋の中に使用するタオルにも寄生虫などが付着して残る可能性がありますので、基本は捨てれるタオルなどを使用してください。
処分できない場合は、熱湯でも大半の寄生虫などは駆除できます。
そらちゃんも連れて帰る前にノミダニ予防薬をつけて帰り、捨てれるタオルを使用していました!
徐々に環境に慣れて来て、毛づくろいも出来るようになりました(^^)
度々ブログに登場するかと思います!
次回をお楽しみにしていてください!!
こんにちは、獣医師の吉田昌平です。
毛がベタつく、体がかゆい、湿疹ができた、皮膚が赤いなどで困っていませんか?
当院では、皮膚科・耳科に力を入れています。
その中で、体質的に皮脂の分泌が多い子がいます。
生まれつきだったり、他の皮膚の病気が関係していたり、ホルモンバランスの変化だったり、原因は様々なため、診察の時に今までの様子などを聴きながら、診断や治療方針を決めます。
皮膚のケアとして、体のベタつきをスッキリ落とすことが必要です。
そこで当院では、薬用シャンプー、炭酸泉を用いた治療ができます。
最近では、オゾンによる治療も導入を検討しています!
どんな感じかをお見せするために、試しに、佐藤先生が連れて来ていた珠杏(すず)ちゃんに入ってもらいました。

空気中の酸素をオゾンにすることで、皮脂を分解・洗浄することで、除菌や消臭の効果があります。
(ちなみに、オゾンは自然に酸素に戻るので安心です)
当院では、併設のトリミングサロンと連携し、薬浴などを含めた皮膚の治療を積極的に実施しているので、お困りのことがありましたら、いつもで相談ください。
動物病院京都
吉田昌平
こんにちは。
動物病院京都 獣医師の酒井宥太です。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
我が家では冷房が絶賛、常時稼働中です。
今月の電気代が怖いですが、うちの猫ちゃんたちは快適そうに過ごしてくれています。

先日、我が家のおつきちゃんが避妊手術を受けました。

手術当日、絶食で朝ごはんは抜きだったのですが、あまり気にした様子はなく3頭で爆睡してました。

いざ、手術室へ!
「どこに連れて行くの?」と少し不安そうなおつきちゃん…

手術後、麻酔からの覚めも順調で、起きてすぐに元気な様子も見せてくれました。
お腹の傷をなめないようにエリザベスカラー、そのあとは腹帯も作ってもらいました。

術後の食欲もバッチリ!ぼたもちくんはいつもと違うおつきちゃんに興味津々のようです。

今のところ術後の経過も順調で、ほとんど普段の生活と変わらずに過ごしてくれてます。
おつきちゃん、よく頑張りました!
さて、今回おつきちゃんが頑張った避妊手術ですが、実施する目的として大きく2つの理由があります。
①年を取った時にかかりやすい病気の予防(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、卵巣腫瘍など)
②望まない妊娠の予防
乳腺腫瘍も子猫の時期に避妊手術を実施することにより発生率を大幅に下がるため、早期の手術実施が推奨されています。
詳しくは当院HPの予防・避妊・去勢の項を参照ください。
わんちゃん、ねこちゃんの避妊・去勢をお考えの方は遠慮なくご相談いただければと思います。
動物病院 京都
酒井宥太
病院裏側ツアーその②
こんにちは。
動物病院 京都、看護師の井上です。
前回のブログでは梅雨明けを楽しみにしていましたが 今回はもう夏が終わりますね。
今年はお祭りも行けずの色々寂しい夏になりましたが、
祭りには行けなくても夏を体験したぞ!という思い出を残したくて
8月は家の中で浴衣を着て過ごしていました。
さてさて、前置きが長くなりましたが、
本日は病院の裏側ツアーその②をご紹介致します!
前回同様、とある検査についてです。
前回の病院裏側ツアーはこちらから!
↓ ↓
https://animal-kyoto.jp/blog/blog-21976/
『その① お腹のエコー検査』
・ 何やら腰に痛みが…
・ おもちゃを飲み込んだかもしれなくて…
・ 足を痛がるんです…
・ 呼吸が気になります…
ふむふむ… そんな時に大活躍する検査が
『レントゲン検査』です!
普段飼い主さんにはお入り頂かない、
謎のベールに包まれたレントゲン室、
その様子をご紹介致します。
①レントゲン室は意外と普通
レントゲン室はこんな感じです。

じゃーん!
意外と狭いです。
この台の上に乗って、動物さんにポーズを取って頂いて撮影します。
獣医と看護師は、そのポーズを取る時のお手伝いをします。
レントゲンを撮影する時は放射線が関わるので、
獣医と看護師は防護エプロンを付けて入ります。
時々こんなエプロンを着た看護師がウロウロしているのを
見かけられた方もいらっしゃるかもしれません。

色は黄と緑と青の3色
②いざ撮影!
症状に応じて必要なポーズを撮影していきます。
光っているところが撮影する範囲です。
「はい、横向けごろんで撮って」


お手々と足を伸ばして
「ではうつ伏せでピッ!」

ピッ!

ででーん!
「仰向けごろーん」

ごろーん
ばんざーい!
「お手々伸ばしてええええ!!!!」
(頑張ってー!!)

ふおおおお!!
③現像はデータで
当院で使用しているレントゲン機器は、
撮影すると情報がすぐにパソコンに移るので
レントゲンを撮影する時間がすごく短くなりました。
撮影できたレントゲンは、診察室のパソコンを使って説明していきます。
医療系の漫画や、医療ドラマであった
フィルムみたいなものをライトにくっつけて見る
…はもう、昔の話になりました。
時代の流れってすごいですね!
では、本日の病院裏側ツアーはここまでです。
また次回、今度は違う裏側ツアーをご紹介致します。
動物病院 京都
動物看護師
井上 智映子