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先日、異物による腸閉塞および胃切開の手術がありました。

2013.02.16

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動物病院 京都 院長の園田です。

先日、異物からくる腸閉塞および胃内異物の除去手術がありました。

大型犬をお飼いの飼い主様は特にお気をつけ下さい。レントゲン検査、バリウム検査で怪しい場合は、最新鋭の超音波検査を行い、レントゲンでは写りにくい異物に対して100%の診断を目指しております。

猫さんの場合は、特にひものようなものが腸に詰まることが多く、ミシンなどで使う糸や、遊びにつかう紐などはよく注意をして見ていただければと思います。

症状は、急性の嘔吐、食欲不振、元気の消失などです。

 

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今回は、タオルでしたが、超音波検査にて、異物を強く疑う所見が認められたことから、その当日に手術を行い、無事に元気になって退院できました。

超音波検査は精度の高い検査ですし、診断100%を目指していますが、レントゲンなどに写らない、タオルや衣類などの異物は非常に診断が難しく、食べたかもしれないだけで開腹をしなければならないか、と悩むことがあります。

獣医師としては、極力お腹を開けずに治してあげたい、しかし異物からくる腸閉塞では急を要するということで、非常に難しい判断を迫られるものではあります。今回は精度の高い超音波検査をすることで、開腹をしなければならないという最終的に正しい診断をすることができてよかったです。これからもこういった検査を駆使し、ワンちゃんネコちゃんその他の動物さんを、負担なく治療していければと思っております。

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