骨折症例について 2016年8月

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こんにちは。動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

先月の7月は、骨折の手術が多かったです。当院では、平均すると月に1-2件くらいなのですが、先月だけで数件の骨折手術がありました。

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骨折は、骨が未成熟なまだ若いわんちゃん猫ちゃんで起きることがおおいです。特にわんちゃんでは、圧倒的にトイプードルが多く、ポメラニアン、イタリアングレーハウンドなども好発犬種です。猫ちゃんは、交通事故で起きることが多く、特に特徴的な猫種さんはいない印象です。

今回、両方の前足が骨折をしてしまった、若いトイプードルさんのレントゲン写真を紹介します。

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今回の骨折は、前肢の骨折でした。

両前肢 橈尺骨遠位骨折です。
しかも、体重が2kgと超小型犬さんなので、骨も非常に細く、幅が5ミリしかありません。
さらに今回は、手根関節から骨折部位までの距離が、5ミリしかなく、通常のプレートを入れることが困難な場所であることや、両前肢が同時に折れてしまっていることで、術後に骨折部位にかかる負担が通常の片側骨折に比べると、大きいということを考え、骨折治療の先進治療である、Synthes社のLocking Systemを用いました。
最近施術した症例なので、治療経過としては途中ですが、順調な経過をたどっています。

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右図は、途中経過のレントゲン写真です。

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Locking Systemの特徴は、プレート(支えとなる板)すべての穴に、スクリュー(ねじ)を入れなくても、十分な強度が得られるという点にあります。

通常のプレートであれば、さらに数個のスクリューをいれなければならないところですが、今回は骨折近位に2本、骨折遠位に2本、計4本だけを挿入し、治療を実施しています。

最初に骨折したときは、歩けなかったですが、今は元気に4本足をついて歩いています。

骨折はどうしても起こってしまう病気ですが、適切な治療を適切なタイミングですることでかなり良好な経過をたどることができます。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

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