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誤飲、だめ、ゼッタイ。

2021.05.02

スタッフブログ

こんにちは!

動物病院京都 看護師の吉田亜紀奈です。

気付けばもう5月に入りましたね。

暖かくなってきて過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか (^ᴥ^)

今日は愛するわんちゃんねこちゃんの『誤飲してしまった…』問題について少しお話させていただければと思います。   

             !!!!誤食には要注意!!!!

紐状のおもちゃやマスク、ウェットティッシュなどを誤飲してしまった…ってことをしばしば耳にしませんか?

「そのうち出てくるだろう〜」は、危険です!

症状はすぐには出ないことが多いです。

ですが、食べてしまったものがうまく排出されない場合、腸に詰まって腸閉塞を引き起こす可能性が考えられます。 場合によっては、お腹を開けて取り出すという手術をしないといけないことがあります。

先日うちの愛猫(せせりと申しますฅ^•ω•^ฅ)がお留守番してる間に起きた出来事です。

お気に入りのネズミさんが無惨な姿に…。

幸い食べてはいなかったので大事には至りませんでしたが、冷や汗が止まりませんでした( ; ; )

実際に腸に詰まったケースもご紹介します。

(※少し血液の付いた写真が出てきます。 苦手な方はご遠慮ください)

 

こちらがお腹から出てきたネズミさん。

腸に詰まったことで、胃腸の動きが悪くなり、

頻回嘔吐や食欲不振という症状がありました。

近頃コロナ禍で思う存分お散歩に行けなかったり、家族のおうち時間が増えた事でストレスを感じてしまいわんちゃんねこちゃんの誤飲が増えています。

愛犬&愛猫に毎日を安全に過ごしてもらう為にも、私から3つのお願いがありますʕ••ʔ

①わんちゃん&ねこちゃんが口に入れられそうなものは届くところに置かない

②おもちゃの破損チェックを行う

③食べてしまったかも?という場合は直ぐに病院に連絡を!

これらを意識するだけでも誤飲のリスクはぐんと下がります。

大切な家族を守る為にも誤飲しない環境作りを心がけましょう。

 動物病院京都

動物看護師 吉田亜紀奈

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