目から見つかる大きな病気

こんにちは。

動物病院京都 院長の坂口邦彦です。
もう10月になり、夜は涼しげになってきましたが、昼間はまだまだ暑いですね。

 

さて今日は目の問題について書こうと思います。

目を急にしょぼしょぼしているんです、というのがよくある症状ですね。
多くの場合は、
・目に異物(ほこりや草など)が入った
・傷がついた
・角膜や結膜に炎症がおこった

などが原因で起こります。軽いものであれば点眼薬をつかってあげることですぐに治ることも多いです。

しかし、充血がきつかったり、強膜(白めの部分)に血の塊があったり、瞳孔(黒目の部分)の色あいが変わっていたりすると大きい病気が隠れていることがありますので注意が必要です。
こちらのページも参照して頂ければと思います。

 

最近あった症例の話ですが、同居の猫に噛まれたということで来られました。全身のチェックをすると体調は良好そうでしたが、噛まれ傷以外に、白目の部分に赤い塊ができていました。

顔周りには全然傷がないのにとこれはおかしい!と、すぐに血液検査を実施しました。すると血小板という血を止める成分がほぼ0!

この子は、全身の病気として免疫介在性血小板減少症という病気が隠れていたところに噛まれたことで病院に来て、たまたまその病気が見つかったのでした。

 

目の症状が出ているときは、目の問題だけでなく、全身からの問題が隠れていることがあります。
思わぬところから大きな病気が見つかることもありますので、日頃からよく見てあげておいてくださいね。

 

動物病院京都
院長 坂口邦彦