2020.07.21
スタッフブログ
こんにちは。 動物病院 京都、看護師の井上です。
雨が続きますね。
個人的には梅雨明けの方が待ち遠しいです。
本日は病院の裏側ツアーをご紹介致します!
先日、実家の犬でカニンヘンダックスのえがおの超音波検査に行ってきました。
カニンヘン…ですが、最近体重が5.3㎏(去年より400g増!)になりました。
おかしいな…?
それはさておき。
受付をして、
診察室に入って 「それでは、お預かりいたします」 で
手を振ってお別れ…
そのあとは?
うちの子どんなふうに検査されるの?
気になったことありませんか?
では、今回のテーマは「腹部エコー検査」です。
心臓の検査と腹部の検査はやり方がちょっと違います。
・普段どんなふうに検査しているの?
・検査する時の動物さんの様子は?
・麻酔とか必要なの?
の、疑問にお答え出来ればうれしいです。
まず、腹部エコーは
正確に見るためには『絶食』が必要です。
超音波は障害物があるとお腹の中が見えなくなってしまいます。
つまり、ご飯があると超音波にとっては 波の届かない大きな壁になってしまうのです。
①腹部検査時のポーズは「仰向けごろん」
大きなクッションの上で挟まれるように寝転がるので、自然な仰向けが出来ます。
後は看護師が手と足を保定して準備完了です。
痛みはないので、基本麻酔は必要ありません。
②検査をする時はプローブと呼ばれるセンサーを当てます。
イメージは妊婦さんのエコーと同じです。
プローブは空気があると見えにくくなるので、
アルコールやゼリーを使って体に密着させて見ていきます。
超音波が絶えず出ていますが、この時も痛みはないです。
お腹全体をぐるっと見ていきます。
③動物さんの状態や症状に応じて時間の前後はありますが、
大体15~30分くらいで見ていきます。
はい、お疲れ様でした。
ゆっくり休んでね。
では、本日の病院裏側ツアーはここまでです。
また次回、今度は違う裏側ツアーをご紹介致します。