いつもの柔らかい匂い

当院で事務などの業務をやっております、寺林です。

 

私は院内で見かけるいろいろなシーンの中で、飼い主様が入院の子に会いに来る瞬間が好きで、時々そっと、コッソリ見ていたりします。無断でごめんなさい。

 

入院している子は、飼い主様のいつもの柔らかい匂いを感じ、心地よい聞き慣れた声を聞いて、ちょっとリラックスしてる感じを見せたり。状態が悪くてあまり大きなリアクションができなくても、少し懐かしい自宅をフッと思い出していそう。たぶん一杯やりたい気分?

 

いくら獣医師・看護師がストレスかけないように気を配っていても、自宅の心地良さには勝てないと私は感じています。だからこそ、その一時的でも飼い主さんが面会に来て、「自宅」が入院の子の前に戻って来た瞬間がなんというか、とても愛おしく。

 

自分は幼少時に小児ぜんそくで入院し、その時に親の面会が嬉しかったんですよね。フツーの会話をして、時々病院の下の売店で買ってきてくれたお菓子を食べて、ボーっと絵本を読んだりする。ワンコ・ニャンコが同じかどうかわかりませんが、そういう時って自宅でやっているようなフツーが幸せでして。ちなみにお菓子は明治のヨーグレットがお気に入りでした。

 

面会は、飼い主様にとっては会いたいものの、特に重症の子においては現実を見ると気持ちが重くなってしまう複雑な気持ちになるのかもしれません。もちろん無理して来られる必要はないものの、もし迷うくらいでしたら、自宅でやっていたようないつもの会話をしに来ていただけると、きっと入院の子も心の中で喜んでくれると思います。

 

※処置や他の面会の予定などもございますので、面会で来院される前に電話確認・予約いただけると幸いです。