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【覚えておきたい!】ペットの交通事故の対応について

2023.01.20

スタッフブログ

こんにちは、動物病院京都動物看護師の駒宮芽衣です。

本日はペットの交通事故の対応についてお伝えします。

当院でも交通事故にあってしまった動物達の対応をすることが年数十件あります。

事故の状況は様々ですが、ほとんどはやはり散歩中の事故が多いです。

今回は交通事故に遭わないようにするためにはどうするか、もしあってしまった場合どうすれば良いかをお話しいたします。

 

【交通事故に遭わない為に気をつける事】

 ・リードを短く持つ

ワンちゃんの予期せぬ動きや飛び出しにすぐ対応できるようにする為です。

 

・交通量が多い場所では伸びるタイプのリードは控える

ストッパーをかけても壊れていたり、ちゃんと閉まってなかったり、犬種によってはわんちゃんの力に耐えられなかったりする場合があります。

 

・首輪はバックルタイプよりベルトタイプ

バックルタイプは留め具がプラスチックなので壊れやすく、外れる可能性が高いです。首周りは布になっているので使い続けると伸びてしまうので買った時よりも緩んでいたりする場合がある

 

・散歩中は首輪は緩めにしないようにする

最悪の場合わんちゃんの首からすっぽ抜けて外れてしまう。(この事故は実際にありました)

ポイントは指2本が入る程度が丁度いいサイズとなります。

 

・なるべく子犬の頃から待てを覚えさせる

散歩中反対側に知り合いや他のワンちゃんがいて興奮して急に飛び出していってしまうのを防ぐことができます。

 

・ダブルリード

万が一1つリードが外れてももう1つのリードで防げる。

 

・ハーネス

ワンちゃんの首でなく胴回りにつけるのですっぽり抜けることがあまりありません。

(ただ引っ張り癖がある子をコントロールするのには向いていません)

 

・歩道を歩く時できれば車道と反対にワンちゃんを歩かせる

小型犬の子は特に、車に乗ってる人からは見えにくいので曲がってきた車が分からず事故を起こしてしまう可能性がある

わんちゃんにとってお散歩は大好きな飼い主さんと過ごせる楽しい時間、その大切な時間を守るためにも今一度見直してみてください!

 

【もしも自分の愛犬が事故に巻き込まれてしまったら…】

1、まずは必ず車や自転車などが通らない安全な場所に避難

 

2、可能であればお近くの動物病院へ電話

(かかりつけが近ければそちらへお電話ください)

※予め電話をしておくと病院側も来院された時にすぐ緊急対応ができるように準備ができます

 

3、必要最低限のワンちゃんの情報と現在の状態を説明していただく

緊急性が高い場合は薬剤も必要になる為体重や既往歴を把握しておくとより早く対応できます

どれくらいの時間で到着するかも伝えていただく

 

可能であれば伝えていただいきたい情報

  • ・犬種、年齢
  • ・体重
  • ・既往歴
  • ・現在のワンちゃんの状態(意識あるか、呼吸しているかなど)★重要
  • ・どれくらいの時間で病院に到着するか
  • ・お名前と移動中にとれるご連絡先

 

まとめ

もし不幸にも起こってしまった場合、突然のことで頭が真っ白になると思います。

ただ少しでもこの事を頭に入れておくとその時にできる行動が早くなり、それにより自分の子が助かる確率を上げられると思います。

かかりつけ医がもしお休みの日だったり、夜に起こってしまった場合は別の病院に向かわなければなりません。念の為お休みの日や夜間でも対応している病院を把握しておくのがベストです。

当院でも土日祝の診察、夜間の診察も行っております。

詳しい時間帯などはHPに載っております、何かあればお電話ください。


動物病院 京都について

動物病院 京都は京都市北区にある動物病院です。

一般的な町の動物病院としての役割のほかに、ねこ専門の病院があったり、骨折や脱臼などの整形外科手術の実績が豊富なことや、皮膚科の専門医診療など、より高度な獣医療も提供しています。

京都市西京区にも分院の動物病院京都 西京桂院があり、京都市内を中心に、飼い主様に寄り添った獣医療を提供しています。

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