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 ノミ・ダニ予防の必要性

2022.04.15

皮膚科

犬や猫を飼われている方にとって一度は「ノミ・ダニ予防」という言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか?

「街中でノミやダニを見る機会はあんまりないし、うちの子には無関係だ」と思われている方も多いのではないかと思います。

しかし、お散歩で草むらに飛び込んでいく犬はもちろん、お散歩にいかない犬や猫にとっても無関係な話ではないのです。

なぜなら、人の服や靴などにノミの卵やダニが付着して室内に持ち込まれ、知らない間に家の中で繁殖してしまうこともあるからです。

こちらのブログでは、下記の順番でノミ・ダニについての説明を行います。

  1. ①ノミ・ダニの生態について
  2. ②予防策について
  3. ③もし見つけてしまったら

①ノミ・ダニの生態について

ノミについて

犬や猫だけでなく、ノミは人を刺す事もあり、その部位に皮膚炎を起こすこともあります。

動物に寄生したノミの成虫は、その動物の体表からほとんど離れることなく、吸血と産卵(一日当たり20〜50個)を繰り返し、約3〜4か月程度生き続けます。

この間、寄生された動物たちはノミの寄生に悩み続けることになります。

 

人の服や靴などにノミの卵が付着して室内に持ち込まれ、知らない間に家の中で繁殖してしまうことがあります。

いったん家にノミの侵入を許してしまうと、完全にきれいにするのに大変な労力を要します。

目に見えるのは成虫になったノミとノミ糞だけで、残りは卵・幼虫・さなぎの状態で生活環境の中に潜んでいます。

ノミの卵の見つけ方はこちらの動画でも紹介されていますので、気になった方はチェックしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=2m6AYbVrRv0

ダニについて

マダニに咬みつかれても痛みがないことが多く、犬は血を吸われていることに気がつきません。

痛みはないですが、マダニは多くの病原体を媒介し、命さえおびやかす病気にかかる危険性があります。

例えば、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などは日本でも毎年問題になっているダニ媒介感染症の代表です。

マダニはやぶや草むらなどに生息し、人や動物にくっつく機会をうかがっています。

緑が多い場所ではとくに気をつけるようにしましょう

②予防策について

「草むらに入らなければいいのか!」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、ノミやダニはあなたの靴にくっついて、家の中に運ばれているかもしれません。

そのため、大事な家族である犬や猫をノミ・ダニの脅威から守るためには予防薬が必要です。

予防薬にもいくつか種類があるので、紹介していきたいと思います。

ちなみに、いずれの種類も月1回の投与を推奨されているものが多いです。

スポットタイプ

代表的な市販薬

  • ・フロントライン
  • ・レボリューション
  • ・ブロードライン

 

メリット

食べることが苦手な子でも、首に垂らすだけなので簡単です。

デメリット

足先には効果がないことや、皮膚の弱い子には投与できないことです。

食べるタイプ

代表的な市販薬

  • ・ネクスガード
  • ・クレデリオプラス
  • ・シンパリカ

メリット

効果発現までの時間が短い

デメリット

お薬飲めない子は飲むのが難しい

③もし見つけてしまったら

ノミは前述のとおり、1匹見つかればその何百倍の数も存在すると考えたほうがよいです。

見つけたらまずは家にいる全員分の駆虫(予防薬の投与)を行いましょう。

その上で、人間も被害を受けてしまう可能性があるため、家じゅうの環境浄化・駆虫(熱湯消毒、バルサン、塩素消毒、コロコロ、布製品の除去)を行います。

マダニの場合は、一度吸血を始めると皮膚から取り除くことは困難です。

無理に取り除こうとすることで、吸血用の棘が体に残され、腫れてしまうこともあります。

マダニは人にも危険な病原体を媒介することがあるため、犬についているマダニを見つけても無理に素手で取ろうとせず、動物病院に相談するようにしましょう 

さて、今回はノミ・ダニについて詳しく説明をさせていただきました。

ノミ・ダニ予防の重要性に少しでも気づいてもらえればうれしいです。


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動物病院 京都は京都市北区にある動物病院です。

一般的な町の動物病院としての役割のほかに、ねこ専門の病院があったり、骨折や脱臼などの整形外科手術の実績が豊富なことや、皮膚科の専門医診療など、より高度な獣医療も提供しています。

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