2017.08.06
こんにちは。
動物病院 京都、獣医師の谷田美和子です。
当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。
8月に入り、一段と暑さが増していますね。
朝早くからセミの大合唱が聞こえて、ウンザリしている今日このごろです。
皆様お飼いの動物さんは体調崩されていませんでしょうか?
さて、今回は子犬さんを診察させていただいている時によくご質問されることを取り上げます。
「トイレをなかなか覚えてくれないんです…」
トイレを失敗する子犬さんの気持ちを考えてみましょう。
理由は様々ありますが、大多数を占めると予想されるものから3回に分けてお伝えします。
ケース1「どこがトイレなの?」
現在一般的に使用されるトイレシートですが、
トイレシート=トイレとわんちゃんはなかなか認識できません。
一つ一つ教えてあげることが大切です。
トイレしそうな雰囲気(そわそわする、クルクル回る、地面のにおいを嗅ぐなど)を見つけたら、最初は人の手でトイレに誘導してあげましょう。
人間の子供でも、言葉が不十分な時期はお母さんが子供の様子を感じ取り、トイレに連れて行っていませんか?
そして、徐々に子供は「トイレ=排泄するところ」という認識をしていきます。
わんちゃんも同じなのです!根気強く丁寧に教えてあげましょう。
最初から100%成功を目指すのではなく、
10回失敗していたのが1回出来るようになっただけでもすごく進歩です。
「どんな行動が排泄の前兆なのかがわからない」
「うちの子はケース1とは違う気がする…」
という方は、病院へお気軽に相談していただくか、次回をご参考にしてみてください。
次回のトイレのしつけは意外落とし穴(?)かもしれません。
次回もよろしくお願いします。
なお、当院では8月19日(土)にパピークラスの開催を予定しています。
詳細はパピークラス新規募集の案内を御覧ください。
動物病院 京都
獣医師 谷田美和子