2013.10.06
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動物病院 京都 院長の園田 です。
当院で、定期的に治療をしているわんちゃんの皮膚が良好な経過をたどっているので、
ご紹介させていただきます。
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もとから、皮膚が荒れているというお話でご来院されました。
アレルギーがあるということで、首元や耳の後ろ、股などに痒みが
あるということでした。
下の写真は初診時の写真です。
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股を見ると、慢性的な経過からか、色素沈着があり、表面は粗雑で、ところどころに発赤や発疹も認められます。
また、おしりの上の部分についても、広範囲の脱毛部が認められ、ところどころに発疹が確認できます。
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治療は、
・適切なフードへの変更
・保湿を促すための薬浴(当院 トリミングルームにて)
・初期には抗生剤などの投与、現在は抗ヒスタミン剤のみ
・局所的な外用薬の併用
を行いました。
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治療を加えてから、1ヶ月ほどでまず効果が現れ始め、現在ではかなりの改善が見られます。
特に股の色素沈着や、肛門の上部の発毛には大きな治療効果が認められます。
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すべての皮膚病が、うまくいくとは限りませんが、極力、動物さん達が痒みなどでストレスを感じないように、フードの変更など、根本的な治療を含め、よくお話させて頂きながら、皮膚をきれいにしていってあげたいと思っております。
薬浴と聞くと、薬の中につけるの??というイメージがありますが、効果のあるシャンプーで、しっかりと洗うというイメージの方が正しいです。
この子はずっとこんなんだからといって、諦めずに、きれいな肌、皮膚を取り戻せるように頑張っていきたいですね。
動物病院 京都
院長 園田 祐三
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