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椎間板ヘルニアについて 2017年2月更新

2017.02.23

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こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 獣医師の 吉田昌平です。
当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。また、最近では、上京区に新たに、ねこ専門病院である、動物病院 京都 ねこの病院を開院いたしました。

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さて、本日は、わんちゃんの椎間板ヘルニアについてのお話です。

椎間板ヘルニアとは、椎間板物質が脊柱管内に突き出てしまうことを言います。
突き出した椎間板物質が、脊髄中枢神経や末梢神経が圧迫されることで、激しい痛み痺れなどがみられます。麻痺の程度によっては後ろ足が歩けなくなったり、自力で排尿や排便ができなくなってしまうこともあります。

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発症が多い犬種として、ミニチュア・ダックスフンドが多いとされていますが、最近では、トイ・プードルの発症も多い印象があります。
その他、シー・ズービーグルウェルシュ・コーギーなどにも多くみられます。
高齢のチワワヨークシャー・テリアの子たちも注意が必要です。

胸腰部はその重症度に応じてグレード分類されることが多く、そのグレード分類に即して治療方針を決めていきます。

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当院では、グレード3以上の場合は内科的治療への反応を考慮し、反応が悪い場合は、MRI検査等を紹介させていただき、当院にて椎間板ヘルニアの手術を実施しています。術式は、病変部位などにより異なりますが、片側椎弓切除術や腹側減圧術、造窓術などがあります。基本的には、圧迫の原因となっている椎間板物質を取り出し、脊髄神経にかかっていた圧を減らすことが目的です。

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また症状の軽いグレード1、2の場合は、薬物療法(消炎鎮痛剤など)とともに、最先端技術を用いた半導体レーザーを使用し、動物にやさしい治療を実施しています。
半導体レーザーから出る光は、組織の内部深くまで透過し、血行改善鎮痛消炎などの効果があります。

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寒い時期は、特に椎間板ヘルニアなどの整形外科、筋骨格系の病気に患いやすい印象があります。ワンちゃん、猫ちゃん少しの痛み程度なら、その痛みを隠そうとする場合があります。いつも様子が違う場合は、いつでも気軽にご相談ください。

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平

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