猫の皮膚糸状菌症のお話 2020年6月

こんにちは。
動物病院京都 皮膚科耳科 獣医師一同のうちの1人 園田です。

(獣医師一同⇒獣医師 坂口 吉田 園田)

本日は皮膚糸状菌症のお話です。

皮膚糸状菌というのは、いわゆるカビ、です。
そして、意外にも知られていないかもしれないですが、人間にも伝染るんです!!⇒うつる

難しい言葉でいうと
人獣共通感染症
というものです。

人間に感染すると、リング状の皮膚症がでて、痒くなることも多いです。
もしねこちゃん皮膚症状有り、人の皮膚糸状菌症の症状に合致している場合は、人間の皮膚科に直行してください。

また、もう一つトリビア(古っ)です。
皮膚糸状菌症のほとんどは、ねこちゃん、です。わんちゃんもかかることもあるのですが、レアです。

皮膚糸状菌症の症状は、比較的わかりやすいことが多く、脱毛です。
下の写真は、ねこの皮膚糸状菌症の写真です。

皮膚糸状菌症Cat

皮膚糸状菌症2

 

診断は、ウッド灯という紫外線を当てると紫で光ったり、培地に糸状菌を培養したりして判断します。

以下は、皮膚糸状菌症のねこちゃんに、ウッド灯をあてた写真です。

皮膚糸状菌症3

治療は、抗真菌薬の投薬で実施することがほとんどです。少し長めに投薬することが多いです。
また、ねこちゃんがいる環境に糸状菌が潜んでいることが多いので、環境の消毒も必須です。
以下は、治療前後の写真です。

皮膚糸状菌症Cat
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皮膚糸状菌症_治療後

当院では、ねこの皮膚糸状菌症をよく診察しています。ほとんどのねこちゃんが治療により、毛も生え、きれいな皮膚になります。

ねこの皮膚糸状菌症かなと思ったら、治療期間も短くするようお早めのご受診をおすすめしております。
動物病院京都
獣医師 園田祐三