2020.10.15
スタッフブログ
こんにちは。動物病院 京都 動物看護師の郡雅樹です。
もう季節は夏から秋に変わりましたね。
季節の変わり目には人も動物も体調を崩しやすくなってしまいます。
人が体調の悪いときには薬を飲むことが多いと思います。
ワンちゃん、ネコちゃんも体調が崩れた時には薬を飲むことがあります。
薬を口元に持っていくと自分で食べてくれる子もいれば
好きなお菓子、ご飯と一緒にあげると食べてくれる子もいます。
でもどうしても薬が飲めない子にはどうやって飲ませてあげるのかお話をしたいと思います。
まず片手で上顎の赤い印をしている箇所を両側から親指と人差し指で持ちます。
次に上顎を持っていない手の親指と人差し指で薬を持ち、下顎を下げて口を開けます。
開けたらすぐに口の奥に薬を置いてあげてください。
この時薬が手前側に置いてしまうと薬を口から出してしまう事があるので
できるだけ奥においてあげましょう。
上手く置くことができたら次は口を閉じてあげて、喉擦って嚥下を促してあげてください。
または鼻にフッと息を吹きかけてください。
舌をペロッと出したら薬を飲めています。
(協力してくれた佐藤先生、すずちゃんありがとうございます。)
薬を飲めた後にできれば水を飲ませてあげてください。
薬の味が口に残っていることがあり気持ちが悪いのと
喉の奥で薬が張り付いて薬が胃まで到達するのに時間が掛かってしまいます。
薬を飲めなくて困っている方、飲ませる方法がわからない方は獣医師、看護師にお気軽にお声かけください。
動物病院 京都
動物看護師 郡雅樹