耳ダニに注意!

こんにちは、獣医師の吉田昌平です。

 

家のわんちゃん、猫ちゃんは、耳をかゆそうに、ぽりぽり引っ掻いていませんか?

 

 

特に、黒い耳垢が大量が出ている場合は耳ダニ(正式名称:ミミヒゼンダニ)に要注意です!!

 

耳垢を検査すると、耳ダニの成虫・幼虫・卵などが見つかることがあります。

顕微鏡で見ると、なかなかインパクトがありますが、肉眼ではほぼ見えないくらいの小ささです。

(こうゆうの苦手な人はごめんなさい。)

 

治療は非常にシンプルで、耳ダニに効く薬を首筋に垂らすことで治療することが可能です。

 

なかなか治らない耳のかゆみが、これだけで治りスッキリした時は、見つかって良かったといつも実感します。

 

もちろん、耳ダニ以外が原因でなかなか治らずに困っている子もいるので、耳でお困りの場合はいつでもご相談ください。

 

動物病院 京都
吉田昌平

 

ギックリ腰?からMRI検査までの流れ

こんにちは、獣医師の吉田昌平です。

 

 

・散歩から帰ってきたら元気がない

・抱っこしたら「キャンキャン」鳴く

・歩き方がおかしい、引きずる

など、急な痛みや歩き方の変化に困っている 子たちが来院されます。

 

まずは、身体のチェックをしながら、痛みの原因や場所を探します。

足に力が入らなかったり、おしっこが上手く出せなかったり、麻痺が疑われる場合に、MRI 検査を紹介することがあります。

 

MRIとは、磁石と電波を使って撮影する検査です。

京都御所南にあるMRIのある施設(京都動物医療センター)にて撮影します。

MRIを撮影すると、脊髄の中まではっきりと見えます。

 

MRIにて診断可能な病気の例

頭部:脳の腫瘍、脳炎、水頭症、変性疾患、脳奇形、外傷など

整形外科:頚椎・胸椎・腰椎のヘルニア、脊髄炎、脊髄梗塞、脊髄空洞症、脊髄腫瘍、脊髄奇形など

 

当院では、椎間板ヘルニアの外科手術も行なっており、1日も早く、元の生活が戻れるような手助けとなればと思います。

不安なこと、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

 

動物病院 京都
吉田昌平

デジタルレントゲン検査(DR)を導入しました

こんにちは、獣医師の吉田昌平です。

今年の春に新しくデジタルレントゲン検査(DR)を導入しました。

 

良くなった点

・撮影にかかる時間が大幅に短縮!(わんちゃん、ねこちゃん Happy!)

・画質  非常に綺麗に見えるように!

・X線照射量も減る!

 

比較でレントゲン写真を載せています。

 

before

after

 

どうでしょうか?全然違いますよね?!
え?あまり違いが分からない?
診断する獣医師はだいぶ違うなぁーと思いなら毎日レントゲンを見ています。

 

ちなみに当院では

 救急治療:循環器(心臓・血管)、呼吸器(肺・気管)の迅速診断

 整形外科:痛がっている足のチェック

 消化器:誤食(骨、金属、石)、胃の拡張

 泌尿器:腎結石、尿管結石、膀胱結石

 

などを中心に幅広くレントゲン検査が活躍しています。

お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

 

動物病院 京都
吉田昌平

手足を舐める!かゆい!

 

ちょっと分かりにくいかもですが、指の間が赤いのが見えますか?

こんにちは、獣医師の吉田昌平です。
日々、診察をする中で、手足を舐めて痒そうにしているわんちゃんが多く来院されます。

・手先をよく舐めている
・赤い
・匂いが気になる

こういった症状はありませんか?

原因として、

・指の間が脂っぽい
・暇だったりストレスの解消
・飼い主の気を引きたい
・手足の洗い方

などがあります。

原因を見極めることが大事なので、いろんな話を伺いながら治療開始することが多いです。
また脂っぽいのは体質のことも多いので、日常のケアについてもアドバイスさせてもらい ます。

ジメジメする梅雨や夏は悪化することが多いので早めにご相談ください!

 

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平

色々なお知らせ 夜間診療など 2017年8月

こんにちは。動物病院京都 獣医師の吉田昌平です。

 

8月7日の月曜から、夜間対応を再開しています。(公表では8月21日月曜日から)

対応時間は20:00~24:00となっています。(詳しくはこちらをクリック

 

今日は、夜間対応のために入院の子の世話をしつつ、セミナーの資料を見直しています。今まででの標準治療も、新しい知見やデータを得ることで、より早期に病気の診断につながったり、治療の選択肢が増えています。

 

当院では、各分野で、少しずつ治療の範囲を広げられるように、新しい機器も導入しています。

ここ数年で導入した機器を一部、簡単に紹介すると

ビデオオトスコープ


中耳領域まで、画像として見ることが出来ます。
中耳の洗浄や、腫瘤の摘出も可能です。
こんな感じです → 耳の内視鏡(オトスコープ)症例その1 2017年4月更新

 

凝固検査

毎日のように実施している、避妊手術や去勢手術に加え、子宮蓄膿症、膀胱結石、椎間板ヘルニア、腸閉塞解除、脾臓破裂、胆嚢粘液嚢腫など各種手術の術前検査として用いています。

また、肝不全や凝固不全を疑う場合にも早期診断として活躍しています。

 

ホルモン検査


甲状腺機能低下症(なんとなく元気がない、最近太りやすくなったかも、鼻先の毛が薄くなる、尻尾の毛が抜ける、軽度の貧血、コレステロール値の上昇など)

クッシング症候群(多飲多尿、腹部膨満、肝数値の上昇など)

アジソン病(電解質異常や、慢性下痢)


甲状腺機能亢進症(最近怒りっぽくなった、鳴き声が変わった、だんだん痩せてきたなど)

 

内視鏡

異物の取り出し、食道~胃~十二指腸、回腸~結腸の検査(肉眼所見を確認しつつ、同時に生検なども実施します)

 

中型~大型犬も入ることの可能な酸素室 (猫や小型犬だと3頭が同時に入れます)


僧帽弁閉鎖不全症による肺水腫

肺炎(誤嚥性肺炎など)

短頭種気道症候群(フレンチ・ブルドック、ボストン・テリア、パグ、シーズーなど)


肥大型心筋症、FIP(猫伝染性腹膜炎)、肺腫瘍からの胸水の貯留

喘息、肺炎

 

 

今後も、多岐にわたる病気について、少しずつでも分かりやすく、説明できたらと思います。

何か不明な点があれば、いつでもご相談ください。

 

動物病院京都
獣医師 吉田昌平

 

かゆみのある湿疹?膿皮症かも 2017年8月

こんにちは。

動物病院 京都、獣医師の吉田昌平です。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。

 

今年は通り雨(ゲリラ豪雨?)も多く、雷に困っているワンちゃん、猫ちゃんも多いのではないでしょうか?(なぜか、ワンちゃんの方が圧倒的に怖がりな子が多い気がします)

 

さて、今日は、皮膚トラブルについてお話しようと思います。

皮膚のかゆみで来院される患者さん(ワンちゃん)で、一番多い原因が、膿皮症と言われています。

 

 

では、どんな特徴があるのでしょうか?

・表皮小環
表皮をよく観察すると、落屑(フケ)が見えると思います。丸く、環状に剥がれていくのも特徴的です。

・紅斑
病変は中央から、辺縁(はしっこ)に向かって、移動するため、赤みもそれに伴っていることもよくあります。

・脱毛班
病変の中央部分の毛が抜けることもあります。

 

皮膚の検査として、皮膚スタンプ検査(スライドガラスで皮膚病変をぺたぺたします)があります。

 

その他、寄生虫(ニキビダニや疥癬)などのチェックで、抜毛検査、皮膚掻爬検査などを確認します。

 

また、ノミダニ対策も非常に大事です。

 

それでも治らない子!!

食物アレルギー、アトピー、脂漏症、クッシング症候群、糖尿病、肝臓病、クッシング症候群、甲状腺機能低下など、他の病気も要注意です!!このあたりについては、またの機会に書いていこうと思います。

 

痒みがちょっとでも改善できる一助になればと思います。

 

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平

耳の内視鏡(オトスコープ)症例その1 2017年4月更新

[vc_row][vc_column][vc_column_text width=”2/3″ el_position=”first”]

こんにちは。
動物病院 京都 獣医師の 吉田昌平です。
だいぶ温かくなってきました。桜の花見はあまりできず、通勤途中に脇目で見たくらいでいつの間にか葉桜になっていました。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。
また、最近では、上京区に新たに、ねこ専門病院である、動物病院 京都 ねこの病院を開院いたしました。

[/vc_column_text][vc_column_text width=”1/1″ el_position=”first last”]さて、前回お話した耳のトラブルに続いてですが、今回は耳の内視鏡(オトスコープ)のお話をしたいと思います。

・外耳炎と診断されたが、なかなか治らない
・点耳薬をさすと一旦は良くなるが、また悪化してを繰り返す

このような場合は、通常の外耳炎ではなく、鼓膜付近や、さらにその奥(中耳や内耳)に問題がある可能性があります。

当院では、去年から耳の内視鏡(オトスコープ)を導入しており、診断および治療を手助けする機器として活躍しています。
本領を発揮するのは、外耳道や鼓膜の観察 もしくは 鼓膜が破れている場合はその奥(中耳領域)です。

[/vc_column_text][vc_single_image image=”12891″ img_size=”full” width=”1/1″ el_position=”first last”][vc_column_text width=”1/1″ el_position=”first last”]

去年の年末にも、散歩中に突然耳を痒がる素振りの後に痛がり、病院でも耳を触られると痛くて鳴いてしまう子がいました。
耳の内視鏡で確認すると、耳の鼓膜は破れており、耳道が浸出液により浸かっている状態でした。
チューブにて液体を採材し、院内で細菌が検出されたため、その培養検査と薬剤感受性試験を実施して使用する抗生剤を決めることにしました。
耳の中の浸出液を取り除き、よく観察すると植物の種子が入っていたため、慎重に取り除いた後、耳の洗浄をしました。

耳の中に、白い塊がごっそり取れた 少し珍しい症例も紹介しています。
→ 耳の内視鏡(オトスコープ)症例その2

現在、耳の内視鏡(オトスコープ)のモニターを募集しており、通常検査代3,000円のところ、1,000円で承っております。(ただし、鎮静が必要な場合は別途、鎮静料がかかってきます。)

先着10名様とさせて頂いているため、早めに獣医師またはスタッフに声をおかけください。

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平

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まさか?団子の串を丸呑み飲み?

[vc_row][vc_column][vc_column_text width=”1/1″ el_position=”first last”]動物病院 京都 ねこの病院 HP
http://neko-kyoto.jp/

こんにちは。
動物病院 京都 獣医師の 吉田昌平です。
最近 暖かい日が続いてますね。季節の変わり目は体調の崩れやすいタイミングでもあるので、普段と様子が違う場合は早めに連れてきてあげてください。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。
また、最近では、上京区に新たに、ねこ専門病院である、動物病院 京都 ねこの病院を開院いたしました。[/vc_column_text][vc_column_text]・おもちゃを食べてしまった
・ヒモを食べてしまった
・ティッシュをよく食べる
・何でも口に入れる
など、色んなのを食べてしまった話を聞きます

 

その他に
・チョコレート
・玉ねぎ
・ホウ酸団子などの殺虫成分の含んだもの

このあたりを口にして患者さんも毎月のように来院されています。

 

こないだは、団子の串を丸呑みしたとのことで、駆け込まれたパピヨンさんがいました。

お子さんが食べている団子を横取りしたとのことで、慌てて口から取り出そうとしたが、むしろ逆効果で、逃げて行って、結局丸呑みしてしまったとのことでした。

 

[/vc_column_text][vc_column_text width=”1/1″ el_position=”first last”]困りました。。。

 

串を丸呑みしていた場合、食道や胃を傷つける可能性があり、催吐処置もリスクを考えると容易ではありません。

 

かといって、何もせずに、うんちとして出せるかどうかは厳しい大きさです(丸呑みだと12cm近く)

 

相談の上、内視鏡で、位置を確認してから、試験開腹で取り出すことになりました。

 

以下はそのときの写真です。

内視鏡で確認すると、食道に串の先が見えてきました。

 

[/vc_column_text][vc_single_image image=”13396″ img_size=”large”][vc_column_text]内視鏡で確認しながら、鉗子で串の先を掴んで、ゆっくり、慎重に引っ張り出します。

無事に食道を傷つけることなく、串を取り出すことに成功しました。[/vc_column_text][vc_single_image image=”13398″ img_size=”large”][vc_column_text]今回は、無事に内視鏡のみで、串を取り出すことができましたが、一歩間違えると、串で、食道や胃腸に穴を開けていたかも知れないところでした。

 

手の届く範囲に、物を置かないのが鉄則ですが、予想もしていないものを口にしたりすることがあります。普段から、拾い食いをしない練習だったり、口に入れても、離すようにトレーニングをしておきましょう。

[/vc_column_text][/vc_column][vc_column][/vc_column][/vc_row]

獣医師のお休みについて

こんにちは。
京都市北区にあります動物病院 京都です。

7月6日(木曜日)~13日(木曜日)まで獣医師 吉田 昌平がお休みを頂きます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

なおそれに伴いまして他の獣医師の勤務日に変更がございますので、ホームページの勤務表をご確認の上来院をお願い致します。

動物病院 京都

 

 

下痢のお話 2016年8月

[vc_column_text width=”2/3″ el_position=”first”]

こんにちは。
動物病院 京都 獣医師の吉田 昌平です。

暑い日が続いていますね。普段は冷房管理下の職場のため、たまに外に出るとめまいがしてしまいます。

動物たちも気温の変化に身体が耐えられず、体調を崩す子が多いです。

今回、その中でもよく起こる「下痢」についてお話したいと思います。
下痢には様々な原因がありますが、

・環境の変化(季節の変わり目、旅行に連れて行ったことによる疲れなど)
・食事の変更(ドライフードの変更、今までにあげたことのないおやつなど)

などでも下痢をしてしまうことがあります。

 

当院では、下痢している子のうんちの状態をチェックさせてもっています。

まずは、うんちの色、固さ、匂い、粘膜便や血便の有無などを確認し、顕微鏡を用いて、脂肪や炭水化物が消化されているかの確認、腸内細菌のバランス、寄生虫の虫卵などの検査を実施しています。

 

その後、顕微鏡でみれた写真を一緒に見てもらっています。その中の一部を紹介します。

コクシジウムという寄生虫です。特に保護猫や外飼いの猫に多いです。

やっかいなことにアルコールでも塩素消毒でも死滅しません。熱湯には弱いため、熱湯消毒でやっつけることになります。他にはオルソ剤という消毒剤もあるのですが、強い匂いがあるため、あまり使用しません。

[/vc_column_text] [vc_single_image image=”11301″ img_size=”full” img_link_target=”_self” width=”1/3″ el_position=”last”] [vc_column_text width=”1/2″ el_position=”first”]

右の写真は、ネコちゃんの糞便検査(検査料:800円)をした際に検出された、コクシジウムのオーシストです。

[/vc_column_text] [vc_single_image image=”11266″ img_size=”full” img_link_target=”_self” width=”1/2″ el_position=”last”] [vc_column_text width=”1/2″ el_position=”first”]

続いて、右の写真は、芽胞菌と呼ばれる腸内細菌で、健康な子にも少数みられますが、異常に数が多いときは、内服薬が必要なこともあります。

[/vc_column_text] [vc_single_image image=”11263″ img_size=”full” img_link_target=”_self” width=”1/2″ el_position=”last”] [vc_column_text width=”1/1″ el_position=”first last”]

コクシジウム症の場合、治療が遅れると重症化することがあります。そのため早期発見、早期治療が必要です。
今回は幸い、早期の糞便検査により、重症化するまえにコクシジウム治療薬を使用することができたので、完治し元気になってくれました。コクシジウム症は環境中の浄化も大事なのでそういったご指導もさせていただきながらの治療でした。
芽胞菌に対しては、芽胞菌に効くお薬を使用し、また整腸剤も合わせて飲ませます。芽胞菌は正常な子にも認められる細菌です。そのため、芽胞菌が完全にみられなくなるまで投薬するというより、便がきれいになるまで飲ませて治療終了となりました。

下痢以外に、食欲不振、お腹を痛がる様子、吐き気がある場合などは追加で検査が必要な場合もあります。

単なる消化不良による場合もありますが、深刻な病気の可能性も考えられます。元気だったワンちゃんネコちゃんがぐったりしたり、下痢が続き、普段と違うウンチの臭いがしたり便に血が混じっていたりする場合は、早めに動物病院でチェックしましょう。

また、慢性的であったり、再発をしてしまったりなどがある場合は、状況によりレントゲン検査や血液検査、さらに超音波検査を実施しなければならない場合もありますので、お飼いの動物さんで気になることが御座いましたら、お伝えいただければ幸いです。

消化に優しいごはんに変えたりすることや、腸内細菌のバランスを整えてあげたりすることが下痢を長引かせないための重要なポイントでもありますので、注意しながら治療をしていってあげましょう!

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平

 

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