子猫たちとの日常②~おつきちゃん大手術?~

こんにちは。
動物病院京都 獣医師の酒井宥太です。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
我が家では冷房が絶賛、常時稼働中です。
今月の電気代が怖いですが、うちの猫ちゃんたちは快適そうに過ごしてくれています。

 

先日、我が家のおつきちゃんが避妊手術を受けました。


手術当日、絶食で朝ごはんは抜きだったのですが、あまり気にした様子はなく3頭で爆睡してました。

 


いざ、手術室へ!
「どこに連れて行くの?」と少し不安そうなおつきちゃん…

 

 
手術後、麻酔からの覚めも順調で、起きてすぐに元気な様子も見せてくれました。
お腹の傷をなめないようにエリザベスカラー、そのあとは腹帯も作ってもらいました。

 


術後の食欲もバッチリ!ぼたもちくんはいつもと違うおつきちゃんに興味津々のようです。

 


今のところ術後の経過も順調で、ほとんど普段の生活と変わらずに過ごしてくれてます。
おつきちゃん、よく頑張りました!

 

さて、今回おつきちゃんが頑張った避妊手術ですが、実施する目的として大きく2つの理由があります。

①年を取った時にかかりやすい病気の予防(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、卵巣腫瘍など)
②望まない妊娠の予防

乳腺腫瘍も子猫の時期に避妊手術を実施することにより発生率を大幅に下がるため、早期の手術実施が推奨されています。
詳しくは当院HPの予防・避妊・去勢の項を参照ください。

わんちゃん、ねこちゃんの避妊・去勢をお考えの方は遠慮なくご相談いただければと思います。

動物病院 京都
酒井宥太

子猫たちとの日常

こんにちは

動物病院京都 獣医師の酒井です。

 

いよいよ京都も夏本番ですね!
暑い日が続いているので熱中症が怖いですが、しっかり水分補給を行って体調を崩さないようにしましょう。


うちの猫ちゃんたちも最近冷たいフローリングで寝転がっている姿をよく見かけます。
くっつくと暑いのか微妙な距離がありますね…

今回は当院のブログやTwitterでたびたび登場している酒井家の子猫ちゃんたちを紹介していこうかと思います。

まずは一番体が大きく大食らいでちょっと鈍くさい黒猫の男の子、ぼたもちくんです。


とにかく食欲がすごいです!そのおかげで3か月齢にしてお腹がすごいことに…
まあ、たくさん食べるのは元気な証拠!いっぱい食べてどんどん大きくなってほしいですね~

次は茶トラの仲良し兄弟です。
顔がスマートで赤い首輪がトレードマークの女の子、おつきちゃん
丸顔で青い首輪がトレードマークの男の子、こむぎくんです。

おつきちゃんはツンデレで一番猫ちゃんらしい性格かもしれません。さみしがり屋な一面もあって一人になるといつもぼたもちくんやこむぎくんを呼んでます。

こむぎくんは3頭の中で一番マイペースな男の子です。そして紐系のものが大好物…
家のパーカーやズボンの紐はこむぎくんのおかげでボロボロです。紐を飲み込んで内視鏡やお腹開ける…なんてことにならないよう気を付けなければ…

3頭とも性格は全然違いますが、共通しているのはとにかく可愛い!というところ。
甘えん坊でも、そっけなくてもそれがまたいい!
猫さんのどこに魅力を感じるのかは飼い主さんによってそれぞれだと思いますが、自分の家の子が一番かわいいと思うのは同じですよね。

今後もこの子達の成長をちょくちょく報告していこうと思います。
今は3頭ともやんちゃ盛りですが、これからどんな大人の猫さんに育っていってくれるのかすごく楽しみです。

 

これからもブログやTwitterでも登場するので、チェックよろしくお願いします!

ねこの病院にも出勤するかも!?

動物病院 京都
獣医師
酒井 宥太

どこまでわかる?CT検査

こんにちは
動物病院京都 獣医師の酒井です。
梅雨の季節がやってきましたね。不安定な天気のなか、皆さんはどう過ごされていますか?
そんな僕はというと、雨の日は嫌いではなく、しとしとと降る雨音を聞きながら心安らかにかわいい猫ちゃんと日がな一日ごろごろしています。

天気の移り変わりによって体調を崩してしまうワンちゃんネコちゃんもいますので、些細な変化にも気づけるように注意してあげてください。

この春より京都御所南に京都動物医療センターが開院し、当院も提携病院としてCTやMRIなどの検査やより専門的な医療を提供できるようになりました。

今回はその中でもCTに関してご紹介しようと思います。

CT検査とは?
X線を用いて体の内部を評価する検査ですが、レントゲン検査と違い立体的に臓器の構造を把握することができます。


CT画像


レントゲン画像

CT検査のメリット
・短時間で体の広い領域を詳しく評価できる
・レントゲン検査、超音波検査では評価が難しい部位も評価できる

どんなことがわかる?
・胸(肺、気管、気管支、心臓など)、お腹(肝臓、すい臓、脾臓、腎臓、膀胱など)、骨
・腫瘍などの出来物
・血管の走行
・結石(腎臓、尿管、膀胱、尿道)


分かりにくいですが、白く映っているのが尿管に詰まっている結石です。

近年のCT装置はより静かな音で短時間での撮影が可能なので、ワンちゃんネコちゃんへの負担もより軽いものになっています。
またCT検査時はワンちゃんネコちゃんが動いてしまわないように麻酔をかけて実施することがほとんどですが、センター病院では無麻酔でのCT検査も行っています。
麻酔をかけるのが不安、体調が悪くて麻酔がかけられない場合は無麻酔でのCT検査も実施できるので相談していただければと思います。

動物病院京都
獣医師 酒井宥太

関西初! 超音波診断装置 ARIETTA 850

こんにちは、動物病院京都の獣医師 酒井宥太です。
最近暖かくなってきましたね。今年も京都の暑い夏がすぐそこまでやってきているようです。季節の変わり目はワンちゃんネコちゃんの体調にも影響することがあるので要注意ですね。

この度当院に新しい超音波診断装置 ARIETTA 850が導入されました。実はこの装置、関西で初めて導入されたのは当院が初めてです。よりきれいで詳細な画像を見ることができるので、今まで見るのが難しかった異常もより発見しやすくなり、病気の早期診断につながります。

今回はそんな「超音波検査」について簡単にご紹介します。

・超音波検査とは
超音波により、お腹の臓器や心臓などを、動きなどを含めて細かく見ることができる検査です。

・超音波検査のメリット
① 麻酔をかける必要がない。
② 放射線照射の影響がない(レントゲン検査との違い)
③ リアルタイムに臓器の動きを観察(心臓や腸などの動く臓器を的確にチェックできる)

・超音波検査で評価できるもの
① お腹の臓器(肝臓、胆嚢、腎臓、膀胱、胃腸など)
② 胸の中の臓器(主に心臓)
③ 上記の臓器の大きさ、形、血の流れ、動き

例えば下の画像では胆嚢に泥が溜まっているのが分かります。


正常な胆嚢

泥の溜まった胆嚢

超音波検査はレントゲンでわからないような小さな腫瘤も確認することができます。特に超音波診断装置は高性能な機種であればあるほど、小さな腫瘤などを簡単に見つけることが可能になります。腫瘍の治療には早期発見が重要です。早期発見のために超音波検査などの定期的な健康診断を行うことがおすすめです。超音波検査などの健康診断をご希望の場合は、お気軽に当院スタッフまでお伝え下さい。

動物病院 京都
獣医師 酒井宥太

子猫と噛み癖

こんにちは

動物病院 京都 獣医師の酒井宥太です。

9月に入って2つの台風が日本に上陸しましたが、京都でも多くの建物に被害があったようです。

先日、嵐山まで散歩に行ったのですが、渡月橋の欄干が風で倒れてしまっており、橋の片方が通行止めになっていました。今回の台風がいかに強かったのかがわかります...

台風はもう発生していないようですが、秋の急な気候の変化には注意しないといけませんね。

 

さて今回は子猫さんの問題行動のひとつ、「噛み癖」についてお話しようと思います。

 

子猫さんはエネルギーの塊です。体力が有り余っていると興奮状態が続いてしまい、その勢いで飼い主さんの手をじゃれつくように噛んでしまうことがあります。

手で遊んでしまうのも原因です。人間の手をおもちゃだと認識してしまうことでも噛み癖は出てきます。

 

では「噛み癖」が出てきた子猫さんに対してどのような対策が必要でしょうか?

まず大切なのは目一杯遊んであげることです。たくさんエネルギーを発散させて興奮状態から落ち着かせてあげましょう。

飼い主さんの手を噛んできたときにはしっかりと注意することも重要です。このとき、「ダメッ」、「コラッ」と低い声で注意することが大切で、あまり高い声で注意してしまうと興奮を助長してしまうこともあります。

これは最終手段とも言えますが、噛まれた指をそのまま口の奥に押し込んで、噛んだら嫌なことが起きること認識させるなどの方法もあります。

 

ここで具体例を紹介しましょう。

アメリカンショートヘアのレイニーちゃんです。

レイニーちゃんは子猫のときに病院でお世話をしていたのですが、ある時からお世話するスタッフの手をことあるごとに噛んでくるようになってしましました。

これはまずいと感じ、その日からは休憩中や時間がある時などにレイニーちゃんとおもちゃで遊ぶ時間を作りました。遊んであげた後のレイニーちゃんはケージの中でとても落ち着いた様子でくつろいでいました。

その他にも、レイニーちゃんをわんちゃんと同じケージで過ごさせることも有効でした。レイニーちゃんを色々なわんちゃんに慣れさせようという目的もあったのですが、わんちゃんの方もかなりエネルギッシュでレイニーちゃんのエネルギー発散に協力してくれました。

また病院スタッフで協力して、レイニーちゃんが噛んできたときはしっかりと注意するようにしました。

おかげでレイニーちゃんの噛み癖は徐々に減っていき、とても大人しくていい子に成長してくれています。

 

新しく子猫さんを迎えた飼い主さんからは「遊んでいると手を噛むんです」という声をよくお聞きします。

小さい子猫では噛む力も弱く、噛まれても、「まあ、痛くないしいいか」、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ねこちゃんが大きくなってになって噛む力が強くなると、ねこちゃんにとってはじゃれついているだけのつもりが飼い主さんの怪我につながることもあります。

ねこちゃんと飼い主さんがお互いに信頼できるパートナーとして長く一緒に暮らしていくためにも、子猫のときから根気よく「噛み癖」をなくしていってあげましょう。

 

動物病院 京都

獣医師 酒井宥太