診療予約

ブログ

【要注意】犬に与えてはいけない食べ物とは!?

2022.12.16

スタッフブログ

こんにちは、看護師の岡田です。
今回は、ワンちゃんが食べてはいけない食べ物について紹介したいと思います。
人間には無害でもワンちゃんの身体ではうまく代謝できず、害を及ぼしてしまうこともあります。
すでに知っている情報も含まれるかと思いますが、わんちゃんを飼っている方も、まだ飼っていない方も一度チェックしておいて頂けると幸いです。
それでは、どうぞ!

【わんちゃんが食べてはいけないものの代表】

  • ・タマネギ、ニンニク
  • ・ぶどう
  • ・チョコレート
  • ・キシリトール
  • ・アルコール類
  • ・魚介類など

 

では、なぜ犬にあげたらダメなのか、食べてしまうとどのような症状が出るのかを紹介したいと思います。

犬が食べてはいけないものとは

タマネギ(ネギ類)・ニンニク

ネギ類やニンニクなどには、食べてしまうと赤血球を壊してしまう現象が見られます。
加熱したものに限らずお鍋のお出汁の中にも成分が出てしまっているため注意が必要です。
食べてしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・下痢、嘔吐
  • ・黄疸
  • ・血尿など

 

ぶどう

ぶどうまたはレーズンを食べてしまうと腎不全を起こしてしまう場合があります。
食べてしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・下痢、嘔吐
  • ・頻尿、乏尿
  • ・脱水

 

チョコレート

チョコレートには興奮させる作用があるため、大量に摂取してしまうと中毒症状を引き起こしてしまいます。
チョコレートだけでなくカフェインにも同じ症状が見られます。
食べてしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・下痢、嘔吐
  • ・元気がなくなる
  • ・頻脈

 

キシリトール(人工甘味料)

主にガムや人間の使う歯磨き粉などに使われています。
ワンちゃんが食べてしまうと低血糖を引き起こし、大量に摂取してしまうと肝不全を引き起こしてしまう場合もあります。
食べてしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・嘔吐
  • ・低血糖
  • ・痙攣発作

 

アルコール類

ワンちゃんはアルコールを十分に分解することが出来ないため、臓器に負担を与えてしまいます。
また大量に摂取してしまった場合、アルコール中毒や臓器系の機能不全などを引き起こす原因になってしまいます。
摂取してしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・嘔吐
  • ・高体温
  • ・過剰なパンティング

 

魚介類

魚介類には良質のタンパク質、多くのビタミンやDHAやEPAなど、動物の健康食品に使用されるものもありますが、中にはワンちゃんの身体に影響を与えてしまうものもあります。
特に、エビ・カニ・タコ・イカなどはチアノーゼという酵素が含まれており、摂取してしまうとビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。
加熱すれば問題は無いのですが、どれも消化不良を起こしやすいため、あまりオススメはしません。
摂取してしまうと下記のような症状が見られます。

  • ・下痢、嘔吐
  • ・歩行障害

 

まとめ

いかがでしょうか?
実はあげてはいけない食べ物は他にもたくさんあります。
また、ものによってはアレルギーを引き起こしてしまう場合もあります。
美味しいものは共有してあげたくなりますが、あげる際は一度調べてからあげることをオススメします!

万が一、食べてしまった時には、時間が経つと消化・吸収をしてしまうため、なるべく早く動物病院に連絡をして、相談をするようにしましょう。


動物病院 京都について

動物病院 京都は京都市北区にある動物病院です。

一般的な町の動物病院としての役割のほかに、ねこ専門の病院があったり、骨折や脱臼などの整形外科手術の実績が豊富なことや、皮膚科の専門医診療など、より高度な獣医療も提供しています。

京都市西京区にも分院の動物病院京都 西京桂院があり、京都市内を中心に、飼い主様に寄り添った獣医療を提供しています。

些細なことでもお気軽にご相談ください。

公式SNSのご紹介

公式 Instagram:@animal_kyoto

公式 Twitter:@animalkyoto

公式 Facebook:@kyotoanimal

公式 YouTube: 動物病院チャンネル

グループサイト:動物病院47グループ

 

アーカイブ