2022.08.17
院長の小川です。
2022年9月より当院に循環器科を開設します。
2022年9月より循環器科の名医である髙智先生に来ていただけることになりました。
犬や猫は高齢になるにつれて、心臓に問題があると診断される機会は増えてきます。
循環器科は心臓と血管の病気を診察する科であり、不整脈や弁膜症、心筋症などがあり小型犬種や純血猫種には非常に多い病気の一つです。
人間の心臓と同様に、動物の心臓も血液を全身に送るポンプのような働きをしています。血液が肺や脳に十分に送られなくなると、全身の状態が悪化してしまうため早期の診断・治療が必要になります。
動物病院における医療機器や診断に関しては年々発達しており、今までは見つけにくかった生まれつきの心臓病などを診断することもできます。
髙智先生は循環器の診断もさることながら、今まで治療が難しかった動物の心臓病の外科的治療にも力を入れておられます。
インターベンション手術と呼ばれるカテーテルを使用した体に負担の少ない手術、また失神などの症状を引き起こす不整脈に対するペースメーカー植込み術など、全国でも数少ない技術を有されており様々な心臓病の治療に対応しております。
などがあれば、心臓に関する診察が必要と思われますのでお早めにご相談いただければと思います。
◇髙智先生のプロフィール◇
髙智 正輝
Kochi Masaki
⽇本獣医循環器学会 動物循環器認定医
⽇本動物病院協会(JAHA)認定 総合臨床医
・松原動物病院(⼤阪府)循環器科主任(2016年〜2022年)
・⽇本⼩動物⾎液透析協会主催 全五段階⾎液透析セミナー修了
・⼤阪コミュニケーションアート専⾨学校講師(2011〜2014年)
・⿇布⼤学附属動物病院循環器科専科研修医(2013〜2017年)
・どうぶつ眼科専⾨クリニック(⼤阪府)⿇酔教育⾮常勤講師(2014〜2022年)
・American Col lege of Veterinary Emergency and Critical Care 認定
RECOVER web course 2018 修了
・動物⼼臓⾎管ケアチーム(JACCT)インターベンション科アドバイザー
(2021 年〜)
≪メッセージ≫
こんにちは。動物病院京都で循環器科専門外来を担当します獣医師の髙智正輝です。
小学生の時に飼っていたミニチュア・ダックスフンドを心臓病で亡くしたことをきっかけに、「心臓病で苦しむ動物たちを自分の手で救いたい」という強い志を抱きました。そして、獣医師となった今、「心臓病に苦しむ動物達に痛みの少ない治療を」もモットーに、日々心臓病で苦しむ動物たちの内科診療、カテーテル治療などの様々な外科的治療を行なっております。
京都の心臓病で苦しむ動物たちのために、お力添えが出来れば幸いです。
些細なことでも構いませんので、何でも気軽にお声かけください。
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診療をご希望される方は当院のスタッフにお気軽にお声かけください。
動物病院京都
院長 小川 修平